Webサイトのデザインの良し悪しって?見るべきポイント

Webディレクターのヤマモトです!
結構あるあるなんですが、
お客さんと一緒にWebサイトを作っていると、
制作会社から提案されたWebサイトのデザインを見て、
「おしゃれだけど本当にこれでいいの?」
「デザインの良し悪しがいまいちわからない」
と、先方の担当者や決裁者の方に言われることがあります笑
Webサイトのデザインは「好き・嫌い」だけで判断すると失敗しがちです。
大切なのは ユーザーにとって使いやすいかどうか。
この記事では、初心者でもデザインの良し悪しを判断できるように、「UI/UX」=ユーザーが使いやすい体験を作る考え方を基にしたチェックポイントを解説します。
UI/UXってなに?
- UI(ユーザーインターフェース)
→ ボタンやメニュー、色使い、文字の大きさなど「見た目や操作部分」。 - UX(ユーザーエクスペリエンス)
→ サイトを利用したときの「体験全体」。情報が探しやすいか、使っていてストレスがないか。
つまり、
- UIは「見た目がよく直感的に操作できるか」
- UXは「全体的にスムーズに目的を果たせるか」
を表すものです。
初心者でもわかる!デザインを見るときの5つのポイント
1. 必要な情報にすぐたどり着けるか?
- 会社情報やサービス内容、問い合わせボタンなどはすぐに見つかりますか?
- クリックを何度も繰り返さないと目的のページに行けない場合は、UX的に不親切です。
👉 チェック方法:「初めてサイトを見る人が30秒以内に“欲しい情報”にたどり着けるか」
2. ナビゲーション(メニュー)はわかりやすいか?
- メニューの名前は直感的に理解できますか?
例:「サービス紹介」「料金表」「お問い合わせ」など - もし専門用語ばかりだと、初めての人にはわかりにくいです。
- 一般的によく使われる名前がおすすめです。
👉 チェック方法:「小学生でも何のページかわかる名前か?」
3. 文字や色は読みやすいか?
- 文字が小さすぎたり、色のコントラストが弱すぎて読みにくくないですか?
- 背景と文字の色が似ていると、ユーザーはすぐに疲れてしまいます。
👉 チェック方法:「スマホで見てもスラスラ読めるか?」
4. スマホでも快適に見られるか?
事業内容によりますが、今はサイト訪問の大半がスマホからです。
- スマホで開いたときに文字が崩れていませんか?
- ボタンが小さすぎて押しにくくないですか?
👉 チェック方法:「片手で操作してもストレスがないか?」
5. 行動への導線(CTA)はわかりやすいか?
- お問い合わせや資料請求ボタンは、すぐに見つかりますか?
- デザインがきれいでも「次に何をすればいいかわからない」と離脱されてしまいます。
👉 チェック方法:「自分がユーザーだとしたら“次に押すボタン”がすぐわかるか?」
よくある「失敗デザイン」の例
- デザインはおしゃれだけど文字が小さくて読めない
- 写真が多すぎて何を伝えたいのか分からない
- スマホで見るとレイアウトが崩れている
- 問い合わせボタンが目立たず、結局どこから連絡していいかわからない
こうしたデザインは見た目は良くても、ユーザーにとっては不便=成果につながらないサイトになってしまいます。
デザインを見るときの心構え
Webサイトのデザインを見るときは、
- 「自分の好み」ではなく「ユーザー目線」で考える
- 「かっこいい」より「わかりやすい」を重視する
- 「デザインの完成度」より「目的達成のしやすさ」を見る
ことが大切です。
まとめ|デザインの判断に迷ったら
- UI(見やすさ)とUX(使いやすさ)が整ったサイトが「良いデザイン」
- 判断基準は「情報にたどり着けるか」「ナビが直感的か」「スマホで快適か」「行動がスムーズか」
- おしゃれさも大事ですが、「成果につながる使いやすさ」が重要
もし制作会社から提案されたデザインを見て「判断が難しい」と感じたら、ぜひ遠慮なく質問してください。
「なぜこの色を使うのか?」「なぜこの配置なのか?」には必ず理由があるんです!!
迷ったときは、ぜひお気軽にご相談ください。